衝撃!落ちてるお金はポケットマネー!自由の国アメリカ!
2017/09/19

こんにちはLisaです!
今回は日本とアメリカの考え方の違いについてお話ししたいと思います。
考え方といってももちろん人それぞれとなるのですが、日本で生まれ育った私からすると衝撃だった体験。
ラッキーー!
拾ったお金は私のもの♪
それは学校が終わってカフェで一休みしようとニューヨーク市内のコーヒーショップへ行った時のこと。
レジ前のカウンターの下に20ドル札 (2千円くらい)が落ちていたんです。
これは大金だとすぐに拾って近くにいた人に落ちてましたよと声を掛けたのですが「私のじゃないよ」と首を振る方ばかり。
仕方がないのでレジにいた店員さんに「ここに落ちてたよ」と20ドル札を渡しました。
すると店員さん、「ワオ!」と20ドル札を受け取り私の前であえて周りの目を気にする(キョロキョロ)ようなアクションをとって自分のポケットにしまってしまった のです。笑
一瞬驚いたもののさすがアメリカ!と笑ってしまいました。
日本とアメリカの違い?
日本の飲食で働いていた時はレジの項目に「拾得金」というボタンがあり、店内に落ちていた小銭も全てレジに入金しなくてはいけませんでした。
もちろん、テーブルに置きわすれた小銭から掃除中にソファの裏から出て来た小銭まで全て”馬鹿正直”に入金しておりました。
もちろん誰も見ていないのだから100円くらい自分のポケットにしまうことだって可能なわけです。
でもそれをしてもなんだかモヤモヤしてしまってその100円玉が財布に入っている間、その100円を使う時ずーっとモヤモヤとした罪悪感が付きまとうと思うと拾う気になりませんよね。
もちろん持ち主の元に返るのが一番ですし。
それが小学生の頃受けていた道徳の授業の賜物なのでしょうか。
神様と共存している日本人?
以前、日本人は無宗教が多いにもかかわらず神様と共存している人種なのではないかという記事を読みました。
http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-1331.html
小さい頃から道徳を学び 、ご飯一粒一粒には神様がいて 家には神棚や仏壇があり手を合わせる 。
お正月にはお寺や神社にお参り に行き、年末ジャンボや急な腹痛に神頼み 。
無宗教と言われる割りに、いつも神様の存在が近くにある。
小さな頃から当たり前に神様の存在を受け入れてるんですね。
この考えにはもちろん賛否あるかとは思います。
ただ、東日本大震災の時、津波によって流されてしまった23億円ほどの大金が全て返金されたというニュースが海外でも話題になっていました。
こういったニュースを見るとやはり日本人で良かったなと実感します。
もちろんその裏で空き巣被害や他の犯罪も多数あったことも知っています。
愛すべき自由の国アメリカ!
アメリカだって、人それぞれですから20ドルを渡した店員によっては対応が違った可能性もありますね。
私がさすが!と思ったのはポケットに入れるという行為を客の前で堂々と、それも嬉しそうにやってしまうところです。
そのアクションにはエンターテイメント性だって感じましたから。
ただ、私が落としてしまったお札やハンカチを走ってまで追いかけてくれた方がいたこと、重たい荷物を私の代わりに階段の上まで運んでくれる人がいたこと、留学している2年半の間に数え切れないほどの優しさにも触れてきました。
目の前で困っている人に躊躇せず手を差し伸べることのできる国民性は本当に素晴らしいと思います。
と、フォローを入れたところで
以上!アメリカで感じた文化の違いでした!